当会では、独自の基準を基に自主管理認証を実施しています。

標識に関する、よくある質問にお答えします。

(最終更新日 2018年8月22日)

危険物標識の「火気厳禁」で「タテ型」と「ヨコ型」どちらを付ければ良いですか?

火災予防条例で定められていますのでお近くの消防署で聞いてください。一般的には「ヨコ型」が多いですが、「タテ型」も使用されています。

デパートの入り口などで見かける「火気厳禁」「禁煙」「危険物持込厳禁」3枚表示してあるが「火気厳禁」「禁煙」は、マークが入っていて見栄えが良いが、「危険物持込厳禁」にはマークが無くまた、英語も併記されていないのはどうしてですか。

「火気厳禁」及び「禁煙」のマーク(図記号)は、ISO(国際標準化機構)で図記号が標準化(規格化)されているので消防庁が取り入れ「火災予防条例」で定められ、用いられています。
「危険物持込厳禁」については、前述のISOに標準化されたものがなく仕方なく今日に至っている。英語併記については近年、国際化という観点から併記を義務付けている自治体もあります。

「身障者マーク」の色について決まっていますか?

白地に青のマーク又は、青地に白のマークと決まっています。

駅などでよく見かける「禁煙」のマークでタバコの絵がそれぞれ少しづつ違っている
(逆であったり、先端に赤い火が付いているものがある)が構わないのですか?

禁止を示す赤の円に斜線(左上から右下へ)は規格で決まっていますが、タバコの絵については、著しく意味と相違するものは別として許されています。従ってタバコの絵が左右逆でも良いことになります。

「作業主任者の職務」標識でデザインがいろいろあるが規格で決まっていないのですか?

サイズもデザインも特にきまっていません。

消防署から、非常口に表示する標識を付けるよう指摘されましたがどのようなものを付ければ良いですか?

非常口の扉の上部に、「避難口誘導標識」下記のような標識を、

非常口に通じる通路に、「通路誘導標識」下記のような標識をつけてください。

暗いところで目立たせるのに、最も適しているものは何が良いですか?

夜光には、「反射」「蛍光」「蓄光」とあり、それぞれ特徴があります。

1)反射:道路標識に多く使用されています。

車のヘッドライトや懐中電灯など光を当てると当てた方向に反射して光って見える。これを再帰反射といいます。光を照射する必要があります。

2)蛍光:蛍光ペン、うき、スキーウエア、ヘリポートなどに使用されています。

色が鮮やかで一般色より約4倍明るく輝いて見えます。霧、吹雪など視界が悪いときや夕刻の薄暗いときに一般の色より良く見えます。紫外線に弱いという性質があります。

3)蓄光:避難標識、消火器具類の設置場所標識などに使用されています。

蛍光灯などの光を吸収、蓄積して暗所で発光します。吸収―蓄積―発光は何度でも繰り返すことができます。

以上それぞれの特徴を考慮し、選んでいただきたいと思います。また、反射と蓄光、反射と蛍光、蛍光と蓄光などを組み合わせての複合素材も開発され、既に製品化され使用されています。

「避難場所」標識に使用するマークで最近統一マークができたと聞いたのですが?

以前は、緑十字を青の枠で囲んだマーク(図記号)を用いていましたが、「どうみても避難場所と連想しない」とか「宗教上の理由から問題がある」などの理由により図記号の見直し作業が進められ、2002年3月に下記のような現在の図記号がJISに制定されました。

ステッカーで貼ったりハガしたり繰り返し使用できるものはありあますか?

再剥離タイプの“のり”があります。ハガす時にも“のり”が相手側に残りません。

道路に表示したいのですが、どのような方法がありますか。また適している素材は?

道路(路面)に表示する場合は、次のような方法が考えられます。

•ペンキなどで直接書く
これは、資材を現場に持ち込み路面に直接ペンキなどで書くか又は塗装し、焼付処理を行います。長い距離に有効です。

•シートを貼る
予め印刷したシートを路面に貼る(感圧タイプと熱圧着タイプがある)ことになりますが、やはり靴などで踏まれますので、できる限り表示内容が消えにくくする必要があります。また使用する素材も切れたり剥がれたりしにくい素材を選ぶ必要があります。
表示内容を消えにくくする方法もいくつかあります。お問い合わせください。

•埋め込む
路面のその部分を切り取り、その跡にタイル状(厚み10mm~30mm)のものを埋め込み、周りとの高さを合わせます。表示内容の欠落・耐久性ではこの方法が一番適していると思われます。

上記3つは、いずれも施工後のメンテナンスは不可欠です。

標識に貼り紙やら、落書きを予め防止する方法はありませんか?

印刷後、特殊なポリウレタン樹脂の粉末を表面に塗装すればある程度の効果があります。

詳しくは、資料をご請求ください。

蓄光は、何時間ぐらい光っていますか?

残光時間については、以前は20分ほどで目に見えないほどに減光していましたが、新しく開発された蓄光素材は8時間ぐらい経過してもボヤーと光って見える素材があります。輝度の単位はcd(キャンデラ)で表しますが、最低3mcd/㎡がないと見えないといわれています。尚、3mcdは星明り程度です。

リサイクルできる材質を採用したいのですが・・・。

当工業会の会員会社が使用する素材は基本的にはリサイクルできるものを採用しています。

点字ブロックの模様について何かで決まっていますか?

点字ブロックの呼称は正式には、「視覚障害者誘導用ブロック」といいます。以前は、突起の形状が様々で、これでは事故の元になると2001年9月にJIS規格が制定されました。

因みに規格番号は、JIST9251(視覚障害者誘導用ブロック等の突起の形状・寸法及びその配列)です。

警告表示ラベルは、「安全標識」の範疇に入りますか?

用語の定義では、“安全色と幾何学的形状を組み合わせた基本形によって、一般的な安全のメッセージを伝え、図記号を加えることによって、特定の安全のメッセージを伝える標識。”(JISZ9101より)となっており、明らかに「安全標識」の範疇に入ります。

警告表示ラベルに安全標識の分類を表記する必要はありますか?又、必要な場合はその表記方法を教えてください

2008年に改正されたJISZ9107(安全標識-性能の分類、性能基準及び試験方法)の箇条7(製品の呼び方及び表示)において表記の対象となっています。

表示義務については、前規格でも存在していましたが今般の改正では強化されています。これはJISZ9107の国際規格であるISO17398と整合化を図ったことによるものです。このことは、輸出入に係わる事柄でもあります。

前規格と比較しても記入内容が相当強化されており戸惑いがあることは十分理解できますが製品に係る情報開示は避けて通ることはできませんのでよろしくお願いいたします。

お尋ねの“分類表記”はJISZ9107(安全標識-性能の分類、性能基準及び試験方法)の箇条7(製品の呼び方及び表示)で述べています。

表記方法は屋内使用でシールと仮定しますと次のようになります。

使用環境:屋内形(I)、主な構造材:プラスチック(P)、色材:一般材料(O)、照明方法:外照式(E)、取付方法:感圧接着(P)、光沢:中程度(I)となります。

※( )内は分類記号です。

輸出品ですが、製品取扱説明書の注意事項に文章だけでなく図記号を付けた方が良いでしょうか?

多くの製品取扱説明書の最初にある「安全上のご注意」などで、規格で定められた図記号を用いています。やはり文字だけでは読むことの関心が薄れるようです。図記号を用いることによって解りやすく目を引き付けることに繋がります。

街でよく見かける「非常口」のマークを自由に使っていいですか?

「非常口」マークは、我が国が開発しISOに提案し、ISOでも高い評価を受け、国際規格となったものです。一目で「安全な方向を表す図記号」として普及してきました。したがって目的(安全・避難)以外(例えば企業のロゴマーク、趣味など)に使用されますと混乱を招く恐れがありますので自粛をお願いします。

駐車場の出口表示に入口と同じ青を使用したいのですが、いかがでしょうか?

JIS規格によると、入口については「青地に白」で良いですが、出口については「黄地に黒」と定められています。

避難誘導標識のサイズは決まっているか?

避難誘導標識には、避難口に設ける「避難口誘導標識」と階段、廊下又は通路に設ける「通路誘導標識」の2種類があります。
各サイズは、避難口誘導標識は120×360mm以上、通路誘導標識は100×300mm以上となっています。

新しいJISで「菱形」が廃止されたと聞いたが

規格に在った危険標識に使用する基本形の「菱形」が新しいJISで廃止となりました。これは国際整合化を諮ったことによるものです。それでは廃止された「菱形」の標識は今後どのような標識になるのか。図は、これまでのデザイン(左)から新しいデザイン例(右)です。図記号は、ISO及びJISにある「電気注意」を用い、日本語に外国語(英語)を併記しています。明らかに新デザインの方が国際化も考慮され優れていると思います。

反射シートについて、JISZ9101の表3、JISZ9103の表6にタイプ1、タイプ2と記載されていますがこの分類はどのような分類なのでしょうか?

タイプ1、タイプ2は種類を表しています。しかし、反射係数を見ると等級(クラス)を表しているようにも思えます。
JISZ9101は、対応国際規格であるISO3864-1をIDT(一致規格)としたJIS規格ですので、原文のままタイプ1、タイプ2としています。

反射シートの種類には、タイプ1に相当する封入レンズ型、タイプ2に相当するカプセルレンズ型、そしてプリズム型があります。一般的にプリズム型は高い反射性能が可能といわれています。

JISZ9107の5.2.2にある表2の副分類とありますが、これはどのような意味でしょうか?
4種類の分類は、それぞれ数値がかなり違っていますが取引の際、どれを基準にすればよいのでしょうか?

旧規格では、分類はなく一種類だけを示していました。当時はそれで良かったのだと思います。しかし昨今は蓄光製品の種類も増えています。

いうまでもなく蓄光製品は、光源がなくては光りません。又、光源の明るさ(照度)によって光り方が異なります。従って、照度の低い場所では高い性能の蓄光製品が必要です。一方、照度の高い場所では低い性能のものでも所定の輝度が得ることができます。使用場所に応じた性能のものを選べるように四つの副分類があります。

蓄光製品を選ぶには、設置を予定されている場所の明るさ(*1)を測定する必要があります。その測定した照度(lx)を購入先に伝えることで適切な蓄光製品を選ぶことができます。

*1 正確に測定するにはJISC1609-1で規定された測定器を用い、規定された測定環境及び測定方法で測定する必要があります

製品取扱説明書の注意事項には文章だけではなくマークなどを入れる義務があるのでしょうか?

マーク(図記号)を入れなければならないという決まりはありません。しかし、文字だけの表示では果たして使用者が読む気になるでしょうか。また、咄嗟の判断に間に合うでしょうか。マーク(図記号)が入っていることによって目に入ってくる第一情報で「危険・警告・注意なのか」、「指示(○○しなさい)なのか」、「禁止(してはならない)なのか」、「安全なのか」が一瞬の判断が可能です。ということは注意喚起に繋がるのではないでしょうか。

最近、日本でもAEDを設置してある施設が多くなりました。そこにはAEDのサインを見かけるようになりましたが、どうも外国のデザインとは違うようですが・・・。

AEDとは、AutomatedExternalHeartDefibrillator(自動体外式除細動器)の頭の文字(下線箇所)を採ってAEDとしています。日本でも最近はAEDが緊急時に有効であることから設置する施設が多くなりました。設置場所では下記のようなデザインの表示をしています。外国ではISOのデザインが多く用いられています。

図1
ISO 7010に登録された
デザイン
図2
国内統一デザイン
図3
A社製品のデザイン
図4
B社製品のデザイン
取扱説明書に記載したいのですが、危険注意を喚起する何かマークはありますか

JISS0101(消費者用警告図記号)がありますので参考にしてください

配管に識別表示を予定しています。表示するについて、①色は規定されているか、②その他の文字を加えてもよいか

①について、色はJISZ9102(配管系の識別表示)で規定されています。そこでは各色の色度座標の範囲も指定されています。②について、文字を加えても良く、その方が管内にどのような物質があるか分かりやすいと思います。

社内において現在、CO2削減が喫緊の課題となっておりその中で「誘導灯」を蓄光式の「誘導標識」に代えられないか検討している。知り合いの同業者から既に実施していると聞いた。

「誘導標識」を「誘導灯」に代えられるケースとして、①電気の配線がどうしても取れない。②小学校のように児童が夜まで滞在することが殆どないため「誘導灯」設置の必要がない。③非常口が3箇所並立している真中の非常口については「誘導標識」でも良いなどの例があるようですが、これはあくまでも当該消防署検査官の判断によるものと思われます。

ISO3864-2(製品用安全警告ラベル)のJIS化の予定はありますか?

消費者用警告ラベルに関しての規格としてJISS0101(消費者用警告図記号)がありますが、産業関係の警告図記号のJISはありません。したがって産業界よりJIS化のリクエストが多く寄せられているのは事実ですが、今のところ予定はありません。

標識図案の使用について
 
 私どもでは、情報検定の際にビジュアルデザイン分野における試験問題の中で「電子機器使用禁止」、「非常口」、「一般指示」などの図を使用していますが使用するについて問題はないでしようか?

出題の中で使用するということですので特に問題はないと思われます。但し、正しいデザインにしていただく必要があります。お問い合わせの3種類の図記号についてはJISZ8210(案内用図記号)にあります。当該図記号は交通エコロジー・モビリティ財団が無料でダウンロードサービスを行っていますのでご利用ください。URLはhttp://www.ecomo.or.jp/です

JISZ9107範囲と分類について
 
 ①警告ラベル関連は、安全標識の範疇にはいりますか?又、②安全標識と認識される場合、警告ラベルは「感圧接着剤」に分類されると解釈してよいですか

2008年版のJISZ9107では安全標識の分類表示が義務付けられています。それによりますと①警告ラベルは安全標識です。②ラベルには接着剤を用いていると思われますので、取付方法の項目で“感圧接着”となります。

当社の機器の機械が熱くなる部分に「高温注意」というシールを貼ることを考えていますが、ネット上などで確認すると色が決まっているようですが、モノクロではダメでしようか

JISZ9101において安全標識に用いる場合の色の使用と範囲が定められています。因みに「高温注意」に用いる色は黄色です。マンセル値は2.5Y8/14です。

「エレベーター」「エスカレーター」「身障者用スロープ」「トイレ」などの標識を作成したいが、バリアフリー新法によると図柄は“日本工業規格Z8210を使用のこと”となっている。どうすれば入手できるか?

これらの図記号は、交通エコロジー・モビリティ財団がWeb上で公開しています。ダウンロード先はhttp://www.ecomo.or.jp/です

線路の踏み切り遮断機棒の色について、一般的には黄色と黒のストライプですが、事故防止の為にもっと目に付き易く「蛍光のピンク」を使いたいが問題はないか?

該当するJIS踏切諸施設―安全色彩(JISE3701)では、遮断機棒の色は黄色と黒のストライプと決められています

誘導標識についてお聞きします。JIS規格に適合しなければならないと云われた。

JISではなく消防法第28条の3第6項でデザイン及び色が決められています。

視覚障害者誘導ブロックの種類とJIS規格の内容を知りたいのですが?

JISの規格番号はJIST9251(視覚障害者誘導用ブロック等の突起の形状・寸法及びその配列)です。種類としては、注意を喚起する「点状突起」と移動方向を指示する「線状突起」の2種類です。当該規格では点状突起及び線状突起の形状・寸法・間隔・配列が定められています。

「注意」を喚起するため黄色と黒の縞模様を作成したいのですが、JISで幅など基準が定められていますか?

JISZ9101によると、黄色と黒の幅について具体的な数字は定めていませんが黄色と黒の幅は同じとなっています。また、それぞれの斜線の角度は45°と定められています。
その他の色の組み合わせとしては赤/白、青/白、緑/白があります。

社内の安全標識・作業表示の整備をしているのですが、次の製品はJISZ9103「安全色―一般的事項」でいうところの一般材料、再帰性反射体などの適用範囲に入りますか。①トラテープ、②駐車場の位置及び方向矢印

①、②ともJISZ9103の適用範囲に“安全標識及び安全マーキング並びにその他の対象物に一般材料、蛍光材料、再帰性反射体、透過色光、信号灯、りん光材料などの安全色を使用する場合の一般的事項について規定する。”とあり、適用範囲に入ります。因みに①、②ともにJISZ9103の表2の使用例に記載されています。

下記のマークについての色の指定ですが現在、マンセル値からのRGB値までは分かったのですが、さて印刷となると印刷用の特定の色が必要になります。そこで、2店点の印刷用の掛け合せのパーセント(CMYK)を教えてください。

確かにマンセル値を実際に使用する際の色の配合となると難しいですね。JISの表示ではマンセル参考値のみ表記しており使い勝手が良くないと思います。 お尋ねのCMYK値ですが、これも正式に表記しているものはありませんが、工業会でやり取りする際に用いている値は、[青/C:100、M:40、Y:0、K:40]、[黄/C:5、M:20、Y:90、K:0]です。ただし、これはあくまでも参考値です。

反射シートの「黒」について、JISで規定されていますか?

反射材メーカーの中には、パンフレット等で紹介していますが、JISZ9117(再帰性反射材)に「黒」は入っていません

警告表示ラベルの三角マーク内の黄色や他の警告の色がありますが。色は規格で決まっていますか?

それぞれの色については、JISZ9103で規定されています

安全標識に使用する図記号の基本形(丸に斜線、丸、三角、四角)の外縁線はつけなければならないものですか?

当件(基本形の外縁線)については、以前より問い合わせの多い事柄でした。ISOでも基本形の外縁線については、不要ということで、最新のISO3864-1では外縁線は取っています。

標識に関するお問い合わせ・ご質問はこちらへ

info@signs-nsa.jp